1963年、当時、この地域は未開放部落で、いわれのない差別を受けている人がいて、そのために教育を受けられなかった人、仕事のない人、それがゆえに犯罪の多い地域でもありました。
また、生活の質も悪かったであろうと思います。
そのため、結核などの病気が蔓延し、お金のない人は病院にも満足にかかることができず、何とかこの地域にそんな人でも安心してかかれる診療所をと、この番町地域に生まれたのが番町診療所です。
11月4日には、番町診療所55周年のお祝い行事で、新開地にできた「喜楽館」で落語を聞きました。
142名の患者さん、組合員さんの笑顔を見ることができ、この診療所を守っていかなければいけないと改めて感じました。
番町診療所 師長
福島 真美
神戸協同病院 看護部
〒653-0041
兵庫県神戸市長田区久保町2-4-7
TEL.078-641-6211