番町診療所 55歳のバースデー♪

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西市民病院の北側にある番町診療所は、今年55周年を迎えました。


家庭で最後の看取りを支える在宅支援診療所として、地域に根ざした医療をしています。
無料低額診療も行い、福祉事務所から困難な状況の患者さんの紹介も多いです。



今回は、番町診療所がどうしてできたのか、今までの歴史をご紹介したいと思います。


1963年、当時、この地域は未開放部落で、いわれのない差別を受けている人がいて、そのために教育を受けられなかった人、仕事のない人、それがゆえに犯罪の多い地域でもありました。


また、生活の質も悪かったであろうと思います。

そのため、結核などの病気が蔓延し、お金のない人は病院にも満足にかかることができず、何とかこの地域にそんな人でも安心してかかれる診療所をと、この番町地域に生まれたのが番町診療所です。



11月4日には、番町診療所55周年のお祝い行事で、新開地にできた「喜楽館」で落語を聞きました。

142名の患者さん、組合員さんの笑顔を見ることができ、この診療所を守っていかなければいけないと改めて感じました。



番町診療所 師長 

福島 真美

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