毎年恒例の高校生一日看護体験。
今年の夏も計73人の高校生たちが、神戸協同病院やいたやどクリニックで一日看護師体験に参加しました。
一日看護体験は、看護師になりたい、もしくは迷っている高校生さんを対象に行っている企画です。
いろんな高校から学年もバラバラで参加者が集まってきます。
とても緊張している高校生がリラックスできるように、自己紹介ゲーム☆
あっという間に仲良くなり、明るい雰囲気に変わります(^-^)
10時から、お待ちかねの看護師体験☆
血圧測定や注射器の簡単な実習、患者さんの足浴や手浴、車椅子やストレッチャー体験、食事介助…など、12時半までの2時間半、看護師のお仕事を間近で見たり体験したり、とっても貴重な時間です。
↓食事介助をする高校生☆
休憩後は、病院の理念や何を大事に医療や看護をしているか、などのお話とDVD視聴。
この長田の地域になくてはならない病院、地域には病院を支えてくれる組合員さんがいること、「いのちの平等」をかかげていて差額ベット代はなし、無料低額診療事業を行っていること…などをお伝えしています。
「そーいえば、高校の時に行った神戸協同病院はいのちの平等って言ってたなー」
と、いつか何となくでも思い出してもらえるように…(^_-)
午後からは、病院探検&いろんな部署で働いているプロフェッショナルからお話が聞ける「日替わり訪問」へ出発!
病棟だけではない看護の現場…外来、オペ室、内視鏡室、透析室にも訪問します♪
↓ガウンを着て、いざオペ室へ☆
日替わり訪問では、医師・看護師以外の職種(リハビリ科、薬剤科、検査科、放射線科、臨床工学科、栄養科)のスタッフから直接、お仕事内容や看護師との関わりなどのお話が聞けちゃう、というもの☆
病院はチーム医療で成り立っていること、いろんな職種のスタッフが患者さんのために力を合わせていることがわかります。
↓臨床工学技士から胃カメラの説明☆
午前、午後の体験を通して感想文記入後、振り返りをします。
「一番印象に残ったことはなんでしたか?」
「患者さんの目を見て明るく話していた看護師のみなさんの姿が印象的でした」
「どの患者さんも、ご飯を持って行ったりすると、"ありがとう”と言って下さり、それだけですごくうれしい気持ちになることができました」
「アットホームな雰囲気で患者さんと医療スタッフの距離がとても居心地がよかったです。地域にとても密着で、ご老人の方も立ちより頼りやすいと感じました」
「個室だからといってお金を取ったりせず、一人ひとりの病気に合わせてお部屋を選んでいて命の平等ってすごくいいなと思いました」
可能性をたくさん秘めた高校生との出会いは、毎回新鮮です!
ぜひ、看護の道へ進んでくれたらな…という気持ちでエールを送りながら手を振って1日が終わります(^-^)
神戸協同病院 看護部
〒653-0041
兵庫県神戸市長田区久保町2-4-7
TEL.078-641-6211