災害シュミレーション
2/28(火)の午後から、神戸協同病院・透析室で災害シュミレーションが行われました。
神戸協同病院は、22年前に阪神淡路大震災を経験しており、また、長田区南部に位置するため、今後は津波による防災訓練も視野に入れなければいけません。
外来、病棟ももちろんですが、透析患者さんは特に、透析治療中にもし災害が起きたらどう動くのか。
透析室の看護師や臨床工学士が中心の“災害グループ”では、災害時、患者さんを迅速に安全に避難させる議論が継続して行われています。
担送患者さん(今回は職員)は、ベット上でマットを一枚追加して敷き、ベットシーツに包んだ状態で移動。
まずは、ベットから患者さんを床へ移動させます。
そして、病院の階段のあるところまでシーツを引っ張って移動し、階段から上階へは持ち上げて運びます。
「腰にくるなぁ」
「わりと時間がかかるな」
と、実際に経験しながら、いろんなつぶやきが聞かれました。
次に、護送患者さんのシュミレーションへ。
こちらも苦労しながら、階段の上り下りを体験。
そして、おんぶで患者さんを南館3階へ運ぶシュミレーション。
地震のときには、余震にも気をつけて、おんぶの後ろに一人職員が付き添います。
最後に全体で、今日のシュミレーションで感じたことなどのまとめの時間がありました。
次回は6月。患者さんと一緒に防災訓練を行う予定です。
いざというときに備えて…
以上、災害シュミレーションの報告でした☆
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