先日2/4(土)、1年目看護師の事例検討会が行われました。
昨年4月に入職した6人が、自ら関わった事例のまとめを行い、看護の振り返りを行いました。
糖尿病患者への患者指導を通し、患者や家族との信頼関係を築けた事例。
乳がんのオペ後の患者指導を通して、退院後の生活を見据えた関わりが大切だと学んだ事例。
乳がんのターミナルに関わり、患者の声に耳を傾け、思いを知る努力が大切であるなどの事例。
どの事例も、一歩踏み込んだ看護を行うことができたと感じます。
また、医療ソーシャルワーカーの斎藤さんも参加していただき、障害年金のことや乳がんの患者会のことなどをお話してもらいました。
「事例をまとめるのは初めてで、どうなるかと思ったけど、先輩たちに教えてもらって仕上げることができてよかった」
「仕事も忙しく、事例をまとめるのは本当に大変だったけど、まとめたら楽しいと感じることができた」
などの感想が出され、みんなとてもいい笑顔で終えることができました。
1年目看護師を支えてくれたプリセプターも検討会に参加し、最初は1年目看護師と同じように緊張していました。
でも、終わるとホッとしたのか、とても頼もしく優しい温かな表情で、忙しい中1年目看護師を支えてくれたんだなと感謝の気持ちでいっぱいでした。
患者の立場、目線で看護し、患者さんのためになったと思えるとき、私たち看護師は人間として成長できるのだと思います。
私自身も、みなさんから学ばせていただきました。
2年目も自信を持って次のステップを踏んでほしいと思います。
神戸協同病院 看護部
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