はじめてのドックセラピー

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緩和ケア病棟がオープンした当初から、いつかドッグセラピーができればと考えていました。

 
ドッグセラピーとは、犬と触れ合うことで身体や心の安定を得たり、ストレスや孤独感を軽減したりするアニマル療法です。柔らかい毛並みや体温に触れることで、癒しの効果を得られると言われています。

一度ドッグセラピーの見学に行かせていただき、
その時の患者様やご家族、スタッフの方々の嬉しそうな笑顔が印象に残っていました。

  
そして、22日土曜日の午後、ついに病棟にわんちゃんが来てくれました。
 

 

名前は“ななこちゃん”で、9歳のメスのミックス犬です。
  

ななこちゃんはつぶらな瞳が印象的で、とても賢いです。
患者様のお部屋を回って、隣で優しく寄り添ってくれます。
しっかりと訓練されているので、安心して触れ合えます。


患者様も笑顔で、ななこちゃんの頭を撫でていました。

 

ご家族も一緒にななこちゃんを囲んで話をしたり、
昔飼っていたペットのことを思い出したりと、楽しいひと時でした。
 

患者様やご家族はもちろん、スタッフもホッと癒されたような気がします。


これからも、このような時間を作っていけたらと思っています。
 
(緩和ケア病棟 臨床心理士 堀)

 

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