昨日、ハーフタイム集会があり、職員50名が参加しました。
ハーフタイム集会…というのは、2016年度の上半期が終わり、
その総括と今後の方針を職員全体で確認する場です。
まず初めに、「地域包括ケアシステム」についての学習会がありました。
ここ数年の間に介護保険制度がどんなふうに変わってきたか、また今後の介護の動きの説明があり、
その内容は「要支援者の切り捨て、利用料引き上げ、病院ベット削減、自己負担」…などの言葉のオンパレードで、
高齢者はもちろん、私たちも含めてこれからどうなってしまうのか?と思うような内容でした。
それに対し、私たち神戸協同病院では、
「介護が必要になっても、認知症になっても、経済的な事情にかかわらず、必要な医療・介護・福祉、生活支援が切れ目なく提供される無差別平等の地域包括ケア」と「高齢者だけでなく、生きづらさを抱えている人々だれもが、安心して住みなれた地域で暮らし続けられるまちづくりとしての、無差別平等の地域包括ケア」を進めていこうという話に深く納得…!
医療難民も介護難民も出さない取り組みを、今後ますます進めていく地域の病院としてがんばっていかなければ!と思いました。
グループディスカッションの後、
上田院長から「神戸協同病院らしい地域包括ケアの実践でこの地域の受け皿としての機能を発揮しましょう」と
締めのあいさつで集会が終了しました。
神戸協同病院 看護部
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