新人ナースは入職後、医療生協の様々な研修を経て、期待と緊張の中、病棟に配属になりました。
病棟では患者さんやそのご家族にとって、安心安全な看護を提供するため、看護業務や知識・技術の習得に、日々奮闘しています。
初めはぎごちなさがあり、失敗することもありましたが、その都度、自分を振り返り、学び、改善していくことで今では自立する技術も多くなり、研修も進んでいます。
とにかく一生懸命です。
この2ヶ月、嬉しかったこと、辛かったこと、悲しかったことがありました。
患者さんとのエピソード1つ1つ、それぞれが患者さんやご家族から多くのことを学び得たと思います。
先日、どんなナースになりたいか聞いたところ、
「忙しくても笑顔を忘れずに、周りの人も笑顔にできるナース」
「患者さんの療養環境を整えられるナース」
「患者さんの些細な変化に気付き、不安を軽減しつつ、適切なケアを提供できるナース」になりたいと言葉がありました。
突然の入院で、病気だけでなくこれからの日常生活や社会復帰など、多くの不安を抱えている患者さんやご家族にとって、看護師は傍にいて、不安を安心に変えていける存在です。
今思うナース像を大切にし、患者さんご家族としっかり向き合い、そこから始まる看護を丁寧に実践できる、温かいナースになって欲しいと思います。
(内科病棟 林 沙織)
(写真は、4月の研修「患者体験」実習)