12/3(土)の午後、神戸協同病院南館3階にて「第23回 神戸医療生協 看護総会」が行われました。
神戸協同病院(外来、手術・中央材料室、透析室、回リハ病棟、3階病棟、4階病棟、緩和ケア病棟、師長室・地域医療部)
いたやどクリニック
番町診療所
ひまわり診療所
訪問看護ステーションつばさ
訪問看護ステーションにじ
訪問看護ステーションかけはし
上記の事業所から全体で65名と来賓4名の参加で開催されました!
総会は、1年に1回、神戸医療生協看護部全体の総括を行い、2017年以降の方針が提案される場です。
この総会に向けて、各職場ごとに看護活動の総括を行いながら、次の1年間での課題も含めた話し合いがされます。それが当日資料に盛り込まれます!総会までの各職場の総括、それをまとめる作業…など準備がとても大変です。
でも、医療生協看護部全体として「今後どういう方向で進んでいくのか」「何を大事にがんばるのか」などを、他職場の人とディスカッションもしながら方針を確認し決定する場と考えると、総会はとても重要な集まりだ…!
と感じた日でした☆
(↓グループディスカッション中。このグループは「人づくりの視点」がテーマ。)
東久保看護部長からの総括・方針の提案の中で印象に残ったのは、「私たちが誇れるものは何か?」改めて「ケアとは何か?看護師の役割は何だろう?」という問題提起。
2015年に始まった「特定行為に係る看護師の研修制度」では、これまで医師にしか許されていなかった医行為のうち38項目が看護師も可能になっており、“看護師とは?”“看護本来のあり方とは?”を考えていかなくてはいけないと思いました。
そして、目まぐるしく変化する情勢に対して、
「起きている現象だけでなく、全体を通して見ること(木も森も見る)」ことや、
「情勢は常に変化するという立場に立ち、自らの問題として主体的に」
「暮らしの事実から出発すること」
これらを大事に学んでいくということが強調されていました。
どの視点もとても重要だと思いました。
最後に看護部長より、
「日々頑張っている看護活動に対する診療報酬がどんどん下がり、経営が厳しくなってきています。でも、私たちは患者さんの命も守るし、経営も守る。今後も地域から選ばれる病院、診療所、訪問看護ステーションを目指してともに頑張っていきましょう!」
とあいさつがあり、総会が無事終了となりました。
神戸協同病院 看護部
〒653-0041
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TEL.078-641-6211